出荷や保管に欠かせない「ダンボール箱」。
でも、商品情報にある「K5×C5 BF」などの表記、ちゃんと理解できていますか?

この記事では、ダンボールの強度に関わる2つの要素
①「ライナの等級(K5・K6・C5など)」
②「フルート(波形の種類:A・B・Wなど)」
についてわかりやすく解説し、
ロジマート本店サイトの商品情報から強度を判断するコツもご紹介します^^

ダンボールの強度を左右するのは、主に次の2点です:

ライナの等級(表と裏の紙)

  • 「K5」「K6」など:クラフトライナー(強くて茶色い紙)
  • 「C5」など:中芯用のライナー(比較的柔らかめ)

数字が大きいほど厚くて強度が高く、重い物にも対応できます。

フルート(中芯の波形)

  • Aフルート:厚みあり・クッション性重視(約5mm)
  • Bフルート:薄め・印刷に向いてる(約3mm)
  • Wフルート:A+Bのダブル構造(厚さ・強度どちらも◎)

たとえば、ロジマートの商品情報にあるこの表記:材質:K5×C5 BF

これはどういう意味かというと…

  • 表面:K5(クラフト紙等級5)
  • 裏面:C5(中芯用紙等級5)
  • 中芯(波形):Bフルート(約3mm厚)

つまり、「K5×C5 BF」は、表は標準的なクラフト紙K5、裏はやや柔らかいC5、中芯は薄めのBフルートで構成された箱です。👉 比較的軽量な荷物の梱包や、積み重ねが少ない用途におすすめです。

ライナ(紙の等級)一覧:どれを選ぶ?

等級特徴主な用途
K5標準的。価格と強度のバランス◎衣類・軽量商品の発送に
K6厚め。耐圧性アップ書籍・小型家電など
K7最も厚い。高耐久海外発送・重量物
C5一般的な裏面ライナー通常の荷物用(裏面や軽梱包)

※「K」はクラフトライナー、「C」は中芯用ライナーと理解してください。

フルート(中芯の波)で変わる“クッション性”と“厚み”

種類厚み(目安)特徴向いている用途
Aフルート約5mmクッション性◎、厚め割れ物・精密機器の輸送
Bフルート約3mm薄くて印刷向き、段差少なめ店頭陳列、通販梱包
Wフルート約8mmA+Bの2層構造、強度&厚みの両立重量物、積み重ね対応など

ロジマートの商品ページには、以下のような強度に関する情報が表示されています:

📦 材質:K5×C5 BF
→ 表紙・裏紙・波形の組み合わせ(構造強度)

📐 厚さ:3mm
→ フルートの種類による厚み(この場合はBフルート)

📏 内寸:259×194×115mm
→ 実際の使用可能サイズ(中身の大きさに注意)

🖊 オリジナル印刷:500枚〜可能
→ ブランディング対応もOK!

📦 在庫状態:通常在庫品
→ 急ぎ出荷にも対応しやすい!

💡選ぶときは、「材質+厚み+用途」をトータルで見ましょう!

用途推奨構成例
アパレル・雑貨発送K5×C5 BF(軽くて安価)
書籍・やや重い物K6×K6 AF(しっかり耐圧)
精密機器・割れ物K6×K6 WF(ダブルフルート)
海外発送・業務用K7×K7 WF(最強クラス)

強度は「ライナの等級(K/C)× フルートの種類」で決まる

ロジマートでは材質・厚み・構造が明示されているので、初心者でも安心

用途に合わせて、強すぎず・弱すぎない絶妙な素材選びが大切!